椎間孔部病変をいかに適切に扱えるかは、腰椎変性疾患を扱う脊椎外科医の重要条件。「椎間孔部病変を制する者は腰椎変性疾患を制する」と言って過言でない。
私は長年、椎間孔部病変の外科治療に取り組んできました。その存在が知られながら、実臨床では謎の多い領域だったからです。脊柱管内病変に目が向いていた時代、腰痛や坐骨神経痛の原因が不明であったり、手術で改善できないfailed […]
平成14年12月から令和2年3月までの約17年間、私の腰椎変性疾患の手術治療がどう変わってきたか、その概要を説明しました。
1.脊椎手術の歩み 私は脳神経外科手術全般を手がけましたが、その中でも脳動脈瘤などの脳血管障害の手術が多くを占めました。腰椎手術には昭和62年頃に着手し、平成14年12月にMD法を採用するまでに約200例の顕微鏡手術を経 […]
腰椎椎間孔狭窄症に対してMD法により正中内側から椎間孔拡大術を行い、神経根を除圧したケースの紹介。
1.はじめに 椎間孔部とは、椎間孔と椎間孔外の両方を含む領域を指します。また、椎間孔は内側部と外側部に分けますが、狭窄病変は内側部に限局するもの、外側部に限局するもの、さらに椎間孔全体に及ぶ三つのタイプがあります。今回は […]
腰椎椎間孔内外狭窄症は加齢と共に増える腰椎変性疾患です。その特徴とMD法による神経根除圧術について解説しました。
椎間孔内と椎間孔外に狭窄病変が存在する、椎間孔内外狭窄症例でも、最小侵襲手術法(minimally invasive surgery:MIS)の一つであるMD法で対応できます。この部位へは後外側アプローチを取り、椎間孔内 […]
医療相談室 Q&A集
-医療相談2- 腰痛に悩んでいます。これからの治療についてのご相談。 62歳女性 6、7年前に腰痛が始まり、脊椎専門医から少し脊柱管狭窄があると診断されました。日常的にはそれほど支障がなかったことと手術を勧められなかっ […]
腰椎椎間孔外狭窄症は医師が疑っても、確定診断にはなかなか至らない疾患です。手術法は医師によって異なるため、患者には戸惑いが起こり易い。
腰椎椎間孔部病変として、椎間板ヘルニアと狭窄症がある。ヘルニアには椎間孔内(外側型)ヘルニアと椎間孔外(超外側型)ヘルニアがあり、狭窄症には椎間孔狭窄症と椎間孔外狭窄症(far-out syndrome)がある。今回は、 […]
術後症状の改善が悪いのに、「腰椎椎間版ヘルニアの手術は成功した」と医師から説明を受けました。本当に成功したのであろうか?この疑問に答えます。
辛い痛みのためにヘルニアの手術を受けたのに、期待していたほど痛みが良くならない。医師は「手術は成功した」と説明するけれど本当に成功したのだろうか、こんな疑問にとらわれる患者さんに時折出会うことがあります。 痛みの程度を客 […]
腰椎椎間板ヘルニアを慢性化させると、腰椎変形と腰痛の悪循環が起こり、別の腰椎病変を引き起こす危険性が高まる。
腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛や坐骨神経痛が慢性化すると、腰椎の変形が進んで、腰痛が悪化し、別の腰椎病変が発生します。これが腰椎椎間板ヘルニアを慢性化させてはならない理由です。 ヘルニアの患者さんを診察していて目にするのは […]
医師選びは難しい!何を基準に選んだらよいか?私が勧める脊椎外科医を選ぶ4つの基準
ヒトを選ぶ難しさは色々ありますが、難しくて切実なのは「医師選び」と言われています。自分や家族の運命を左右するかもしれない「医師選び」、共に考えてみましょう。 病気になった時、とりわけその病気が手術などのリスクを伴う治療が […]