MD法
高齢者の腰椎変性疾患:低侵襲手術の現状報告(2)

高齢者は幾つもの基礎疾患を持っていることが多い。中でもMRI禁忌となるペースメーカー装着者では、脊髄造影検査やCTミエログラフィーなどの検査が診断に必要になります。しかしながら、抗凝固剤の服用などでこれらの代替え検査が無視できないリスクとなる場合があります。今回は90歳と超高齢の女性で、CTのみで腰椎手術を行ったケースを紹介しました。

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腰椎変性疾患
高齢者の腰椎変性疾患:低侵襲手術の現状報告(1)

超高齢者の腰椎変性疾患でも、低侵襲手術によりピンポイントに神経除圧術を行うことによって辛い痛みや生活の不自由を改善することが可能です。

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腰椎変性疾患
高齢者の腰椎変性疾患における低侵襲手術の現状をシリーズでお伝えします。

私の外来には、腰椎変性疾患による痛みやしびれで生活が不自由になることを心配して受診される高齢者が増えています。多くの患者さんは既に薬物治療や物療などを受けていますが、症状の改善が得られないばかりか、むしろ悪化していると訴 […]

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診療日誌
私の診療日誌(5)

札幌美しが丘脳神経外科病院が私の診療の拠点になって早くも二年が過ぎました。新型コロナ感染症で地域の広報活動が制限されるなかでも脊椎手術は順調に増えており、専門的に興味深いケースも散見されます。 その中で今回取り上げるのは […]

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診療日誌
私の診療日誌(4)

新しい診療スタイルにも慣れ、ブログ活動を再開します。

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腰椎変性疾患
神経除圧術で治療可能な腰椎分離すべり症とは?

固定術の合併症を恐れて手術を敬遠する患者さんへ。2cmの切開で痛み・しびれを取る手術法の紹介。  固定術が必要とされてきた腰椎すべり症に対して、近年、拘扼神経の除圧術のみを行う医師が増加している。もちろん固定術が必要なケ […]

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診療日誌
私の診療日誌(3)能美市立病院と札幌美しが丘脳神経外科病院との連携で再開できた私の脊椎手術

毎週月曜は能美市立病院(石川県)で外来診療、翌火曜から金曜までは新幹線(金沢ー東京)と飛行機(羽田ー新千歳)を乗り継ぎ、札幌美しが丘脳神経外科病院で外来・手術を行っています。金沢駅から宿泊ホテルのある新札幌までの移動時間 […]

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診療日誌
私の診療日誌(2) 能美市立病院での外来診療が始まりました。

10月5日(月)、金沢駅7時18分発の普通列車で能美根上駅に向かう。降車して徒歩約5分で能美市立病院に到着。8時15分からの全体朝礼で水野院長から紹介を受け、続いて挨拶させて頂きました。 9:00から診療開始。広報誌の効 […]

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腰椎変性疾患
札幌美しが丘脳神経外科病院で第一例目の脊椎手術が施行されました。

8月から私は札幌美しが丘脳神経外科病院で診療を開始するとともに、脊椎手術へ向けて準備を進めました。そして、9月に開院第一例目となる頚椎椎間板ヘルニアの前方固定術を実施しました。 患者さんは70代男性で、症状は両手の使いに […]

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診療日誌
私の診療日誌(1)

長年勤めた病院を辞して、大げさな言い方かもしれませんが医者人生を一旦リセットする道を選びました。私のような人間は、理想とか理念とか、いわば太陽や北極星のような、必要になった時にいつでも自身の立ち位置を確かめられる目印が、 […]

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