手術

MD法
高齢者の腰椎変性疾患:低侵襲手術の現状報告(2)

高齢者は幾つもの基礎疾患を持っていることが多い。中でもMRI禁忌となるペースメーカー装着者では、脊髄造影検査やCTミエログラフィーなどの検査が診断に必要になります。しかしながら、抗凝固剤の服用などでこれらの代替え検査が無視できないリスクとなる場合があります。今回は90歳と超高齢の女性で、CTのみで腰椎手術を行ったケースを紹介しました。

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MD法
MD(Microdiscectomy)法の基本手技

1. MD法とは、MEDとの違い MD法は手術顕微鏡とチュブラーレトラクター(tubular retractor:TR)を用いる最小侵襲手術(MIS:minimally invasive surgery)の一つです。腰ヘ […]

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failed back surgery
側弯症と脊柱管狭窄症の2度の手術がfailed back に終わった腰椎椎間孔狭窄症患者

患者:70歳 女性 経過:3年前から腰痛と左の臀部・大腿外側に痛みと左下腿外側にしびれあり。その後、立位・歩行が困難になったため地元病院を受診。検査の結果、側彎症を認めるがL4/5の脊柱管狭窄症が原因と診断され、神経除圧 […]

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変性すべり症
腰椎変性すべり症:MD法除圧術

                     78歳 女性  高度脊柱管狭窄を伴う変性すべり症 術前MRI・CT 術後MRI・CT ポイント:高齢者のすべり症は、すべりの程度にかかわらず不安定性は軽いか殆どみられないので、狭 […]

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