腰椎変性疾患

腰椎椎間孔外狭窄症
腰椎椎間孔外狭窄症は医師が疑っても、確定診断にはなかなか至らない疾患です。手術法は医師によって異なるため、患者には戸惑いが起こり易い。

腰椎椎間孔部病変として、椎間板ヘルニアと狭窄症がある。ヘルニアには椎間孔内(外側型)ヘルニアと椎間孔外(超外側型)ヘルニアがあり、狭窄症には椎間孔狭窄症と椎間孔外狭窄症(far-out syndrome)がある。今回は、 […]

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腰椎椎間板ヘルニア
術後症状の改善が悪いのに、「腰椎椎間版ヘルニアの手術は成功した」と医師から説明を受けました。本当に成功したのであろうか?この疑問に答えます。

辛い痛みのためにヘルニアの手術を受けたのに、期待していたほど痛みが良くならない。医師は「手術は成功した」と説明するけれど本当に成功したのだろうか、こんな疑問にとらわれる患者さんに時折出会うことがあります。 痛みの程度を客 […]

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腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアを慢性化させると、腰椎変形と腰痛の悪循環が起こり、別の腰椎病変を引き起こす危険性が高まる。

腰椎椎間板ヘルニアによる腰痛や坐骨神経痛が慢性化すると、腰椎の変形が進んで、腰痛が悪化し、別の腰椎病変が発生します。これが腰椎椎間板ヘルニアを慢性化させてはならない理由です。 ヘルニアの患者さんを診察していて目にするのは […]

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腰椎変性疾患
医師選びは難しい!何を基準に選んだらよいか?私が勧める脊椎外科医を選ぶ4つの基準

ヒトを選ぶ難しさは色々ありますが、難しくて切実なのは「医師選び」と言われています。自分や家族の運命を左右するかもしれない「医師選び」、共に考えてみましょう。 病気になった時、とりわけその病気が手術などのリスクを伴う治療が […]

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腰椎分離すべり症
腰椎分離症・分離すべり症は男性に多く、小児期の腰痛の原因となり、長い経過の中で坐骨神経痛も加わって、生活が困難になる病気です。

腰椎分離症は腰痛の原因として知られ、椎間板ヘルニアと並んで、成人はもとより小児でも注意の必要な疾患です。分離症の多くは腰椎の疲労骨折が原因です。分離が起き、さらにすべりが起きたものが分離すべり症。これら腰椎分離症と分離す […]

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腰椎変性すべり症
腰椎変性すべり症は女性に多く、  人生における華やかな日々を蝕み、老後の夢を奪い取る痛ましい病気です。

腰椎変性すべり症はどのような経過をたどる病気かをよく理解して治療法を選択することが重要。「以前悪かった時も良くなったから、今度も大丈夫」と必ずしもならないのがこの病気。「悪化・進行」がいつまでもつきまとう病気です。 症状 […]

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腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアが自然治癒へ向かっているかどうか、患者自身で判断する方法

椎間板ヘルニアによる腰痛や下肢痛が、なぜ手術をしたわけでもないのに治るのか。どんな時にヘルニアが自然治癒に向かっていると判断できるのか、この疑問に答えます。 ヘルニアの症状が手術することなく自然に治った患者をMRIで調べ […]

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腰部脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は生活の質を損なう代表的疾患です。高齢化が進む我が国では、これからも増加していくと予測されます。まず正しい知識をもつことが病気克服の第一歩です。

腰部脊柱管狭窄症は老年期の病と考えられがちだが、決してそうではなく青壮年期にも発症する。病型は、片側下肢が痛む外側型、両側下肢のしびれと間欠性跛行の中心型、これらがミックスした混合型の三つがある。実際には、椎間板ヘルニア […]

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超外側型腰椎椎間板ヘルニア
超外側型の腰椎椎間板ヘルニアが見落とされていた40代の男性

腰椎椎間板ヘルニアの正確な診断は難しい! 腰椎変性疾患には診断の見落としのため原因不明とされてしまうものが多数あります。その代表格が超外側型椎間板ヘルニア(最外側型ともいう)です。紹介するケースは他の医療機関で原因がはっ […]

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発育性腰部脊柱管狭窄症
原因不明とされた30代女性の腰部脊柱管狭窄症の患者  -なぜ原因不明とされたか-

腰椎変性疾患は原因不明とされることがしばしば起こります。その原因は色々ありますが、今回は比較的多い脊柱管狭窄症に関係したケースを紹介します。 患者:30代女性。3年前にL5/S1の椎間板ヘルニアの手術を受けた。1年前から […]

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